【10年間使い続けました】プロフェッショナルギアスリムをレビュー

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムを10年使ったレビュー

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僕には長年使い込んできた愛用の万年筆があります。

それはセーラー万年筆の「プロフェッショナルギアスリム」です。

2015年に購入し、ずっと使ってきました。今年で10年目になります。

この10年間の90%は「プロフェッショナルギアスリム」で文字を綴ってきました。

1本の万年筆をここまで使う人は意外と少ないはず。

この記事では10年間の経験から、徹底的にプロフェッショナルギアスリムのレビューを行いました。

プロフェッショナルギアスリムのスペック

プロフェッショナルギアスリムの写真
製品名

プロフェッショナルギアスリム

ペン先

14金・中型

字幅

極細、細字、中細、中字、太字、ズーム、ミュージック

方式

コンバーター・カートリッジ両用式

ペン先仕上げ

ロジウムプレート

本体仕様

蓋・胴・大先:PMMA樹脂

金属部品

ニッケルクロムメッキ仕上げ

本体サイズ

φ17×124mm(クリップ部含む)

本体重量

16.8g

定価

17600円(極細、細字、中細、中字、太字)
19800円(ズーム、ミュージック)

重心位置

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムの重心位置
セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムのキャップをつけた状態の重心位置

プロフェッショナルギアスリムの重心の位置を写真上にマークで記しました。

キャップをつけない状態では、ねじ山のやや上。

キャップを尻軸につけた状態では、キャップのやや下です。

僕はキャップをつけた状態で、下の方を持ち、寝かせ気味に書いています。

キャップをつけなくても書きやすいのが、この万年筆のすごいところです。(ちょっと短いですけどね。)

重さは16.8g

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムの重さ
インクを入れた状態でも18g程度です

プロフェッショナルギアスリムの重さはカタログスペックで16.8gと軽量。

長時間の筆記でも、全く疲れません。

取り回しも良好で、まるでポールペン感覚で使うことが出来ます。

ただ、万年筆の重みで字を書きたいと言う人には不向き。

そんな人は、もっと大きくて重厚感のある万年筆を選ぶことをオススメします。

カラーは3種類

プロフェッショナルギアスリムには、3種類のカラーが用意されています。

  • 黒×ゴールド
  • 黒×シルバー
  • 白×シルバー

僕は黒×シルバーを購入しました。

黒×ゴールドが、最も万年筆らしいですが、若者が持つには敷居が高いと感じます。

特に、この万年筆を買った当時、僕は18歳だったのでなおさら。

個人的には、このカラーを選んで大正解でした。

派手すぎないので、仕事からプライベートまで、色々なシチュエーションで活躍してきました。

機密性の高いキャップ

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムのキャップ

プロフェッショナルギアスリムのキャップはネジ式です。

シンプルなキャップですが機密性が高く、2週間ほど放置しても問題なく書くことが出来ます。

キャップの先端にはセーラー万年筆のロゴが刻印されています。

黒く塗装がされていましたが、使っているうちに塗装が剥がれて、現在は銀色に。

逆に愛着が湧いてきます。

プロフェッショナルギアスリムを詳しくレビュー

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムのレビュー

ここからは、一歩踏み込んだプロフェッショナルギアスリムの魅力について紹介します。

10年使い込んだ渾身のレビューをご覧ください。

手が小さくても持ちやすい長さ

プロフェッショナルギアスリムは、普通の万年筆よりも短めなのが最大の特徴です。

僕は手があまり大きくありません。

一般的なサイズ感の万年筆では、キャップを尻軸につけると長く感じます。

本体サイズは124mm。尻軸にキャップをつけても145mmです。

一般的な万年筆は135mm〜140mmくらいのことが多いので、コンパクトですね。

ただし、特段小さいわけでもありません。

一般的なボールペンはこれくらいのサイズが主流です。

そのため、万年筆に慣れていない人でも使いやすいと感じるでしょう。

いかりのロゴがカッコいい

プロフェッショナルギアスリムのペン先のいかりマーク

ペン先には、セーラー万年筆のロゴである「いかりマーク」が刻まれています。

このマークが本当にカッコいい。

細部のデザインまで気にっているからこそ、10年も飽きることがなく使えているのだと思います。

ちなみに、ペン先のデザインは2022年1月生産分から徐々に変更されています。

出典:セーラー万年筆公式サイト https://sailor.co.jp/important_news/20220520/

以前よりもシンプルになりました。

個人的には、従来デザインの方が、重厚感があって好きかもしれません。

あなたは、どちらが好みでしょうか?

今はペン先の新旧デザインが、ごちゃ混ぜになっているようです。

「絶対に、こちらのデザインが良い!」と言う人は、ショップに問い合わせてみてくださいね。

ノート書きにも最適な字幅

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムの細字でB罫線のノートに文字を書く
B罫線ノートにも楽々書ける「細字」

プロフェッショナルギアスリムの字幅は、極細、細字、中細、中字、太字の5種類です。

僕は「細字(F)」を選びました。

細字は、国産万年筆のEF〜F程度の字幅であると考えて良いでしょう。

どちらからと言うと、EFに近い感覚があります。

B罫線の大学ノートにも書くことが出来ます。

個人的には最も使いやすく、実際に使う機会の多い字幅です。

学生時代はレポートや、普段のノート書きに使っていました。

サラリーマン時代は、メモ書きや、商談で使っていました。

最近はモーニングページを始めたので、毎朝ガシガシ使っています。

僕のこの10年間ずっと一緒に戦ってきました。

Amazonで買うと激安

プロフェッショナルギアスリムは、定価17600円です。

しかし、なぜか昔からAmazonだと、1万円前後で買うことが出来ます。

ほぼ半額の、コスパのバグを起こしています。

僕も10年前にAmazonでプロフェッショナルギアスリムを購入しました。

通販でも失敗の少ない国産万年筆

万年筆をネット通販で買うのは少し怖かったのも事実です。

どんなペン先の万年筆が来るのか分かりませんからね。

結論、全く問題がありませんでした。

最初から書きやすく、10年間ほぼノーメンテナンスです。

海外製の万年筆は、なかなかそうは行きません。

これは、国産メーカーの生産管理能力の高さと、日本語向けに調整されたペン先だからでしょう。

それに、プロフェッショナルギアスリムは、Amazonなら1万円ですからね。

購入後にペンドクターに調整を依頼したとしても、定価で買うよりもお得です。

2度の進化を経て究極感全体に

10年の間で、プロフェッショナルギアスリムは2度の進化がありました。

万年筆を使っていると、自分の書き癖を覚えてペン先が変化する、と聞いたことがある人も多いと思います。

まさに、その通りです。

1度目の進化は購入してから1年後。

ある日突然、書きやすさが上がりました。

今までも十分に書きやすかったのですが、より滑らかに書くことが出来るようになりました。

おそらく、ペン先の微細な「バリ」のようなものが馴染んで滑らかになったからだと考えています。

この時の感動は今でも忘れません。これこそ万年筆の醍醐味なのかと。

2度目の進化

2度目の進化は5年ほど経った頃。

1度目ほど劇的な変化ではありませんでしたが、気づいた時には最高の書き味に進化していました。

具体的には、僕の普段の筆記角度の全てをカバーしました。

縦線、横線、斜め線、トメ、ハライ…。

全ての筆記において最高の状態で書くことが出来るようになりました。

ここまで来ると、万年筆で文字を書くのが楽しくて辞められません。

正直、これから先、さらに進化するのかは謎。

ひとまず、「万年筆は2度進化する」と言うことです。

プロフェッショナルギアスリムの弱点

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムの全体写真

僕はプロフェッショナルギアスリムに、ほぼ不満がありません。

使いやすさ、見た目、価格、全てにおいて、最高の完成度だと感じています。

ただ、1点の弱点を挙げるとすれば、インク残量が見えないことです。

僕の使用頻度では、1週間に1度はインクの補充が必要です。

プロフェッショナルギアスリムは、インク残量を確認するために分解をしなくてはなりません。

ほんの10秒程度の作業ですが、この手間はやや面倒です。

インクをよく交換するならば、スケルトンタイプや、インク窓がついている万年筆の方が便利ですね。

ただ、インクが見えないからこそ、シンプルで高級感のあるデザインに仕上がっています。

個人的には、プロフェッショナルギアスリムは100年後もこのままのデザインであって欲しいです。

インクは何がオススメ?

僕はこの10年間で、セーラー万年筆に色々なインクを入れてきました。

セーラー純正インクも使いましたし、社外品インクも使ってきました。

結論、今はセーラー純正の「顔料インク・カートリッジ」に落ち着いています。

顔料インクなので、滲みが少なく、水にも強く、乾燥も早い。

ボールペン感覚で万年筆を使うことが出来るのが、顔料インクの強みです。

僕のように、実務で万年筆を使う人には、最高の選択肢でしょう。

顔料インクのカートリッジが最強

セーラー万年筆は、最高の顔料インクの純正カートリッジが使えます。

正直、これは使わなきゃ損。

他のメーカーは、セーラーの顔料インクのためにコンバーターを使う必要がありますからね。

また、セーラー万年筆のコンバーターはインク量が少ないです。

セーラーのコンバーターとカートリッジを比較すると、2:3くらいの筆記量の違いがありました。

インク交換の手間を考えると、カートリッジの方が圧倒的に便利です。

僕と同じで、実務でガシガシ万年筆を使う人なら、「顔料インク・カートリッジ」はオススメです。

まとめ:プロフェッショナルギアスリム

セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムの持った写真
10年先も使い続けられる万年筆

今回は、セーラー万年筆の「プロフェッショナルギアスリム」をレビューしました。

書きやすさ、デザイン、価格と3拍子揃った、非常に優れた万年筆だと感じています。

だからこそ、飽きることなく10年もの間、使うことが出来ました。

これからも壊れるまで使い続けます。

以上から、プロフェッショナルギアスリムと相性が良い人は以下の通りです。

プロフェッショナルギアスリムがおすすめな人
  • 万年筆初心者
  • コスパの良い万年筆を探している人
  • 実務でガシガシ万年筆を使いたい人
  • コンパクトで取り回しの良い万年筆を使いたい人
  • 10年先も使える万年筆を探している人

最後までお読みいただきありがとうございました!

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